透明感のある菓菓 かはんの「円雨」

見た目も味も超おしゃれな「円雨」

大阪といえば、お好み焼きやたこ焼きといった食べ物を思い浮かべる方も多いでしょう。
確かに気取らずに食べられるB級グルメがそろっているのも大阪の特徴ですが、その一方で長年の歴史に培われた伝統と文化が香る、洗練された味わいも“食い道楽”の町・浪速の魅力の一面を彩る食文化といえるでしょう。

今回ご紹介するのは、見た目にも美しく、味わいも絶品の「円雨」です。
大阪の名店・菓菓 かはんが手がけるヨーロピアンテイストの和菓子で、自分へのご褒美はもちろんのこと、大切な方へのプレゼントや手土産にもにも自信をおもってお贈りできる絶品です。
和菓子は四季を大切にし、見た目も美しいものが多いのですが、「円雨」もまず目で楽しませてくれます。

国産のドライフルーツを雨粒のようなゼリーで包み込んだ、宝石のようなお菓子。
磨りガラスのような半透明のゼリーに、ひっそりとドライフルーツがたたずむその姿は、雨の音の中に静寂を感じる、日本人の美意識をそのまま形にしたかのようです。

中に入っているドライフルーツは2種類で、季節によって旬のフルーツが選ばれます。
キウイと檸檬、キウイと苺、柚子と無花果など、厳選された国産果実を乾燥させたドライフルーツは、素材の美味しさがそのままぎゅっと凝縮された、濃厚なおいしさ。
そこに繊細な味のグラッセゼリーが絡み、深みのある味覚のハーモニーが生まれます。

和洋のボーダレスに挑むお店「菓菓かはん」

「円雨」を販売する菓菓かはんは、大阪の中心地・中之島にあるお菓子屋さんです。
和菓子でありながらまるで洋菓子、洋菓子なのに和のテイストが感じられる、そんなボーダーレスなお菓子が店頭に並びます。

めまぐるしく気候が移り変わる日本は、四季という大きな季節の枠組みをさらに細かく24に区切り、二十四節季で表現されるほど。
季節に寄り添って暮らす日本人の心を、そして季節のおもてなしとして大切な方への贈る気持ちをお菓子に込めて表現するお菓子屋さんです。
今回ご紹介したグラッセゼリーのほか、羊羹、フロランタン、バームクーヘン、和三盆糖など販売しています。

オフィス街でありながら川が流れ、西洋建築が点在するなど、歴史が感じられる中之島は大阪を代表する町です。
そこにひときわ高くそびえたつ超高層ツインタワー「中之島フェスティバルタワー」の地下1階にお店があります。
白を基調にしたお店はシンプルな内装の静謐な空間で、そこに宝石のようなお菓子の数々が控えめに陳列されており、まさに希少な宝飾品を販売する宝石店のようです。
ぜひ店舗に足を運んでいただきたいのですが、遠方でお出かけできないという方には通販がおすすめです。